オキナインコの人工孵化⑤

ペット
左 海(うみ)ちゃん 右 空(そら)ちゃん

ここでは、オキナインコの人工保育④の2ヶ月目になった、それ以降の話をします。

2ヶ月目になると、表情や鳴き声、動作など、動きも活発になり一番可愛い時期です。

「ワキワキ」はこの時期しか見られないので貴重です!!

2ヶ月間、寝不足や、いろんな苦労ありましたが、この瞬間がすべてむくわれます(笑)

引っ越しの(準備)

2ヶ月目に入ると毛がほとんど生え揃っている頃です。

この時、やっと孵化器から、「オキナインコの人工孵化①」で紹介していた、
☆雛の入れるケース
SANKO B52 インコひな用 特製飼育セット 
SANKO フラットウォーマー 6Wが、活躍してくれます。

移動ですが、まず、飼育ケースを置いておく部屋の温度を28℃前後にする。

そして、ヒーターを飼育ケースの下にいれる。

後は、木くずを入れる。

飼育ケース内にスポンジを水に濡らしたものをタッパに入れてから置きます。(湿度調整のため)

これで準備ができたので雛ちゃんを飼育ケースに引っ越しして育成開始です。

さし餌から一人餌(えさ)へ

挿し餌の濃度は、前回と同じで1:5を維持のままです。

挿し餌のタイミングは、4時間~5時間ほどになっています。<一日でいうと回数は5~6回>

温度は室温28℃とヒーターを入れているので大丈夫です。

また、この時に付属している止り木も一緒に入れておいてあげましょう。
(登るように教えてあげたりすると自分で乗るようになります。)

更に2ヶ月半ほどたってきたら、大人用のエサをケース内に入れましょう。(我が家では陶器の小さな器に入れました。)

エサは、そのままと半分か1/3程度に割ったもの両方いれたほうが食べてくれやすくなります。(徐々に割る量を減らしていきます)

また、スポンジに水を入れていたケースをやめ、雛用の飲水に変えます。

さし餌を減らすタイミング

この大人のエサを入れてから、かじっているか減っていれば挿し餌回数を減らしていきます。

私のときは、2.5ヶ月ほどで、挿し餌1:5 5時間あけの 一日5回挿し餌でした。

更にかじって少し減ったかも?と思ったのが3ヶ月目でした。

ここまできたら、一人餌の本格的な練習開始です。

一人餌の練習

まず、いままでのエサを与えた状態の体重を記録します。

私の雛の場合、ノーマルカラーで90グラム前後でした。

カラーにより少し体重が少ない子もいます。<80グラム前後など>
まずは、一日5回だったのを4回に減らしました。

そして、体重が90グラムから減っていないか毎日測定します。(一日一回、夜で大丈夫です。)
もし、体重が5~10グラムほど減るようであれば大人エサを食べていないので回数をもとに戻します。
戻した後に90グラム以上に上がってきたらもう一度回数を1回へらして様子をみます。
これを挿し餌なしでも体重を維持できるまで続けていきます。

我が家の雛ちゃんは、4回にしてから徐々に減らし、1ヶ月ほどで挿し餌回数2回ほどになりました。食後体重はこの時で92グラムでした。

後は、挿し餌なしでも体重維持できていれば卒業です!!!

まとめ

今回は2ヶ月目以降の世話について解説しました。

まとめると、

①孵化器からケースへの引っ越し準備をする。
②さし餌から一人餌へ訓練始める。
③さし餌を減らすタイミングについて
④一人餌の練習について

これを全て完了したら、ケージに引っ越しするまでできるかと存じます。

全①~⑤まで長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございました。

お困りの方の参考になれば嬉しく思います。それでは、良いインコライフを!!!

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